2012年12月29日土曜日

「第7回 セクシュアリティ勉強会」のご報告

「第7回 セクシュアリティ勉強会」を開催しました。

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今回は「セクシュアルマイノリティと教育」の視点での2回目、学校教育の現場と教科書、それを含めてわれわれはどう受け止めていくのか、どう関わっていくのかをみんなで勉強しました。
参加されたみなさんの感想です。

【うまうまさん】きむきむさんやせんせい、Nikkohさん達、新しく出会えたのが嬉しいです。
【きむきむさん】前回よりリラックスして参加できました。ディスカッションでもいろいろな話題が出て意見交換できて楽しかったです。セクシュアリティという視点から教育の体制を知れて良かったです。
【さーこさん】多様性を認めるには多角的な考え方ができた方がいいと思う。「でも社会はそうなっていない」と言っても、何も進まないように感じるから、そこで止まらないうように…と思う。そのためには、小さい頃から子供の多角的な考えをつみとりすぎてはいけないと思っている。こういう社会だから、とか、子供のうちはしかたない、とか言いたくない。社会(世間)=自分自身の価値観の反映だっていう意識と責任を持っていたい。
【Sさん】学校教育、は、世の中や社会の鏡だと思います。社会で広く認知された新しい考え方やしくみはすぐに反映されることを考えると、セクシュアルマイノリティの問題はまだまだ世間一般には受け入れられていないのだなぁ。
【しゅんさん】1年間継続して勉強会おつかれさまでした。学校(教科書)でのセクマイについて取り上げたのですが、いまだに旧体制(?)なのがおどろきました。一言では表せないのですが、ざんねんです。社会がついていっていない。
【せんせいさん】今日の勉強会は生の声を聞けたのと、教育の在り方とか意見交流ができ、充実感が得られました。この問題に答えを出すことは難しいと思うし、もしかしたらないのかもしれないと思います。ただ在り方を決めることはできるし、こういったことをすること自体に意味があって、活動そのものが社会への発信になるのだと思いました。価値観は様々なんだけど共通認識の部分で受け入れられるかどうかだと感じました。やはりそこが日本の変化させていかなければいけないところだと思いました。
【タカユキさん】もっと性の多様性があることを中学生から認知させてほしい。教育者が性の多様性について勉強して認識してほしい。(理解は難しいと思う)
【Nikkohさん】前回に続いて楽しく参加できました。教育については奥深いテーマだと思うので、また機会があれば取り上げてください。

みなさん、ありがとうございました。第1回目が昨年の12月だったので、1年終えて2年目に突入したことになります。自分でもよく続けてこられたなと思いました。飽き飽きしてしまいそうなテーマを継続してやってみて、ずっと参加してくださる方もいるし、まだまだ毎回新しい参加者の方が登場します。ずっと続けていくことに確実に意味はありそうです。それは、社会を変えるとか、認識を変えるとか、そういう意味だけでなく、当事者にも非当事者にも個々の気持ちの向き方に大きく起因するところがあり、性の多様性の前に個人の多様性があるので、まず、ひとりひとりの個性を大事にしたいと感じてきました。それは、突出した個性という意味でなく、各個人の感性という意味でです。あらゆる個人の中に性の多様性を考える視点があれば、このセクシュアルマイノリティの生きにくい感じは改善されていくのだと思っています。子どもの成長に本人の意思とは関係なく強いる一般化、親や家族や教育者、もっと言ってしまうと友だちにさえも、普通さを強いることで生きにくくなってしまったり傷ついてしまったり精神的に病んでしまったりする部分をボクは悲しんでいるのだと思います。本当に社会を変えたいとか、セクシュアルマイノリティにとって望ましい未来を考えるというよりは、単に悲しんでいるんだと思います。そのために考えることができる視点を持っている人には参加してもらっていろいろ意見交換ができる場になれば、ボクは講師でなくても構わないのかもしれません。
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来年も続けていこうと思っています。みなさん、よろしくお願いします。「セクシュアリティ勉強会」を支えてくださったみなさん、応援してくださったみなさん、今年1年ありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。来年もぜひ、よろしくお願いします。

2012年11月10日土曜日

「第7回 セクシュアリティ勉強会」のお知らせ

みなさんの心の中に、ほかの普通の人とどこか違う、違和感に感じていることはありませんか? それは、もしかしたら、あなたにしかない光り輝く宝石のような個性かもしれません。「性差」という視点から、その個性について一緒に勉強してみませんか。

第7回 セクシュアリティ勉強会

 
日時 2012年12月15日 土曜日 15:00場所 : 名古屋市東スポーツセンター 2階 第1会議室
参加費 : 無料
参加資格 : どなたでもご参加いただけます 先着20名様まで

「セクシュアリティ勉強会」も今回で7回目を迎えることができました。セクシュアルマイノリティの方、セクシュアルマイノリティの方が周りにいらっしゃる方、セクシュアルマイノリティについて理解を深めたい方、どなたでもご参加いただけます。性差という視点から、個性について一緒に勉強していきましょう。今回も第6回に引き続き「セクシュアルマイノリティと教育」というテーマで開催します。今回もディスカッション・講義の他にワークをやってみようかと思っています。たくさんのご参加をお待ちいたしています。

お問い合わせ・お申し込み先

 マイノリティのパイオニア(セクシュアルマイノリティコーチ)  豆腐

  Email : torff@na.commufa.jp
  携帯mail : torff.625-dorff.729@ezweb.ne.jp

Facebook、mixiメッセージ、twitter、amebaメッセージなどからもお申し込み可能です。定員になり次第終了させていただきますのでご了承ください。お受付させていただいた方には24時間以内にご連絡させていただきますので、メールアドレスを添えてお申し込みください。(入院中は24時間以内の返信ができない場合もありますので、ご了承ください)

※セクシュアルマイノリティに強く批判的な方、誹謗中傷・からかい目的の方はご遠慮ください。

主催:豆腐(協力:セクシュアリティ勉強会実行委員会)

また、今回は勉強会後の親睦会も兼ねて忘年会にしようと思っています。名古屋の大曽根近辺の居酒屋で考えていますので、併せてよろしくお願いいたします。こちらは会費が別途かかりますが、3500円程度で収めたいと考えています。が必要になります。親睦会の参加可否も併せて申し込んでくださいね。もちろん、勉強会だけでも結構ですし、特に今回に関しては親睦会だけの参加もものすごくOKです。たくさんの参加表明お待ちしております。よろしくお願いします。

2012年10月29日月曜日

「第6回 セクシュアリティ勉強会」のご報告

昨日は「第6回 セクシュアリティ勉強会」でした。今回は、「セクシュアルマイノリティと教育」というテーマで勉強会をしました。こういうことについて講師ができたりするのかとかも思いましたが、気負いなく、でもいい加減でなく、いい感じでできました。

今回は、初参加の方も半分弱、セクシャルマイノリティの方も半分弱いらして、まさに多様性を話し合うのにいいバランスが取れたと感じています。



みなさんの感想です。

【きむきむさん】セクシュアリティとは関係なく、現職教員の方の話が聞けてよかった。教育現場でのLGBTについて考えられて、他の人(大人)の意見も聞けて考えの幅が少し広がった。

【さーこさん】私たちは子供をもうけるつもりもないし、結婚をするつもりもないけど、自分が自分らしく生きる、それはみんなそう生きたいと思ってる。みんな同じなんだよってメッセージは、世界中の子供たちに伝わったらいいなと思う。

【Sさん】途中での退室でホントに申し訳ありませんでした。

【しゅんさん】体調が優れなかったので申し訳なかったです。現職の教育者とそれを目指す大学生というメンバーでたのしかった。

【Nikkohさん】いろいろな人の意見を伺うことができて興味深かったです。一応、教育関係者なので、その立場からもお話できたかなあとは思います。

【ふみさん】毎回テーマが違うところがおもしろい。教育の問題(学校や教師から)から見るセクシュアリティの捉え方を知ることが出来て良かったです。ワークもすごくおもしろいです。ネガを書いて燃やす、ポジは枕の下に入れること、やってみます。

【みことさん】現在の教育現場の現状を知ることが出来ました。セクシュアルマイノリティの当事者の方とお話が出来たのもよかったです。もう少し、自分自身が考え方をまとめておいた方が、ディスカッションに積極的に参加できて、満足度が高かったのかな、と思います。


ボク自身の感想としては、初めて、勉強会にワークを取り入れるということをしてみて、少しはセミナーに近づいたかな、という感触と、みなさんの様子をちゃんと確認する余裕が少しはできてきたかもしれない、という感触はあります。これが手応えと言えるくらいにまでになるといいな、と思います。時間配分を間違えたのが反省点です。

参加者のみなさん、応援してくださっているみなさん、ありがとうございました。

2012年7月8日日曜日

「第4回セクシュアリティ勉強会」のご報告

先月24日、「第4回セクシュアリティ勉強会」を開催しました。




アーサさんを迎えては後半の4回目。個人的に開催者の感触としては、やっとやっていきたい本質に少し近づけたかなと思います。最後に参加者のみなさんから感想をいただいたときは、ちょっと感極まってしまいました。

以下、参加されたみなさんからの感想です。

【安間梓さん】私自身、自分の過去を見つめ直す事ができたのが良かったというのと、私のパートナーの話も交えて、ストレートの方達と交流ができてよかった。「生きる力」「幸せになろうとする心」が受け入れられやすくすると知り、それを広めて行きたいと感じました。

【うまうまさん】とても良かったです。さとしさんやしゅんさんの司会もいい感じでした。個人の良さが出ていました。

【エッコちゃん】人それぞれ価値観が違って当たり前。自分が「普通」だと感じている事も人によって違う。違ってるのが普通だなと思った。こうするのが「普通」、こう考えるのが「普通」という概念がなくなれば、もっと生きやすくなる人が増えるのかな、と思った。あずささんの幸せに自分らしく生きていきたい、という強い思いが印象的でした。

【さーこさん】ふつうじゃないことを特別扱いしたくない、されたくないって思いが自分の中に強くあるな、と感じた。「特別なことなんて何も必要ないよ、あなたも私もただ存在していいんだよ」っていうスタンスで生きていきたいと思う。それが他者から見たら薄情に思われてしまうかもしれないけど、特別な才能も特別な不幸話も必要ないんだよ、という態度でいたい。

【さとしさん】はじめて意義らしい事に触れることができた。さらに勉強会全体のねらいへ近づけるためには、別の何かの手入れが必要だと感じました。

【じゅんさん】終わった後に自分が何を感じるのか…。始まる前からこんな事を考えていました。あずささんの笑顔、「これから幸せになる!」という強い思いが伝わってきて、涙が出ました。「私、いったい何で参加したんだろ…」、強い思いで話されているのを見て、自分がはずかしくなりました。「性差」という深くて大きなテーマについて思う事は書ききれない程ありますが、今回参加させて頂いた事によって、まず「自分が何かしたいのか、何が出来るのか」を見つめ直すきっかけになりました。

【N・Sさん】あずささんや豆腐さんの自己開示は、性差をこえた人間的な魅力になっていると思います。それは周りに勇気を与えていると思います。専門用語が多いので、その理解(学び)をゆっくり深めたいと思います。他者を理解する為の学びの場として、今後も継続してほしいです。

【ふみさん】2人の話から自分の気づきが沢山あって自分でもびっくりと嬉しかったです。自分の心の学びになっているのだと気づきました。勉強会を続けている豆腐さんとあずささんに感謝です。




以前の勉強会なら、どういう風にしてあげていいかわからないという感想が多くありました。嬉しいことです。これからも継続していきたいと思いました。
そして、Queer+sで開催したその後の懇親会では、何と、アーサさんとパートナーでQueer+sのオーナーでもある安間優希さんから、ボクの誕生日にとお花をいただくというサプライズがありました。

みなさん、本当にありがとうございました。わざわざ鹿児島から懇親会だけ参加してくださったちづるさんもさんきゅでした。って書くとこのためだけに来たみたいに見えるけどね。まあ、いっか。

とにかく、感動が多い今日この頃です。8月またやります。あと、平日夜開催の要望もあるので、隔月の定例と別に考えようかと思っています。またご案内します。あと、ご報告が遅くなったことをお詫び申し上げます。

2012年6月9日土曜日

「第4回セクシュアリティ勉強会」のご案内

みなさんの心の中に、ほかの普通の人とどこか違う、違和感に感じていることはありませんか?
それは、もしかしたら、あなたにしかない光り輝く宝石のような個性かもしれません。
「性差」という視点から、その個性について一緒に勉強してみませんか。
【第4回 セクシュアリティ勉強会】

日時 : 2012年6月24日 日曜日 13:00~16:00
場所 : 名古屋市北生涯学習センター 美術室
参加費 : 無料
参加資格 : どなたでもご参加いただけます 先着30名様まで

「セクシュアリティ勉強会」も今回で4回目を迎えることができました。
セクシュアルマイノリティの方、セクシュアルマイノリティの方が周りにいらっしゃる方、セクシュアルマイノリティについて理解を深めたい方、どなたでもご参加いただけます。

性差という視点から、個性について一緒に勉強していきましょう。

今回も前回に引き続きレズビアン当事者であるアーサさんをゲストにお迎えし、実体験を語っていただきます。

みなさんのご参加をお待ちいたしています。

お問い合わせ・お申し込み先

 マイノリティのパイオニア(セクシュアルマイノリティコーチ)  豆腐

  Email : torff@na.commufa.jp
  携帯mail : torff.625-dorff.729@ezweb.ne.jp

Facebook、mixiメッセージ、twitter、amebaメッセージなどからもお申し込み可能です。定員になり次第終了させていただきますのでご了承ください。


お受付させていただいた方には24時間以内にご連絡させていただきますので、メールアドレスを添えてお申し込みください。

※セクシュアルマイノリティに強く批判的な方、誹謗中傷・からかい目的の方はご遠慮ください。

主催:豆腐(協力:セクシュアリティ勉強会実行委員会)

なお、今回も前回に引き続き、勉強会後に、LGBTQA・オールミックスなダイニングバー「Queer+s」で親睦会もあります。


こちらは会費3800円が必要になります。

親睦会の参加可否も併せて申し込んでくださいね。もちろん、勉強会だけでも結構ですし、親睦会だけの参加もOKです。

2012年5月13日日曜日

活動の意味

今日は日常ブログ「豆腐の Ordinary Life 」にも書きましたが、「同性婚」と「非婚主義」のことに絡めて、ボクが今なぜ活動に駆り立てられているのかを書きます。

昨日、「情報7daysニュースキャスター」という番組の中でこんなやり取りがあったらしいです。ボクは見ていないので、その場の雰囲気とかまったくわからずに書くので、今から書くことが適切ではないかも知れないことを触れておきます。

オバマ大統領の同性婚支持ニュースを受けて、司会のビートたけしさんが「同性婚が認められたらそのうち動物との結婚も認められるようになったりね」と発言したようですね。そしてそのあと、コメンテーターの渡辺えり子さんが「どうしてそういうこと言うんですか。私は日本でも同性婚が認められたらいいのにと思いますよ」と発言したようです。さらにビートたけしさんは、「結婚した男2人が子ども育てるっていうけど、その子どもはどういう風になっていくんでしょうね。お前のお母さんはお父さん?とか言われるんじゃないの」と続け、渡辺えり子さんが「そうならないように皆がやっていけばいいんじゃないですか。愛をもって育てれば同じじゃないですか? 同性婚も異性婚も」と話したようです。想像の域を超えませんが、おそらくメンバーのキャラクターからして、深刻ではなく笑いを交えてそうなったことだと思います。まあ、ありがちな風景ですよね。しかし、セクシュアルマイノリティの人たちからすれば、大半の方がビートたけしさんは心無い発言をしてると思うだろうし、渡辺えり子さんあっぱれと思っているでしょう。セクシュアルマイノリティの方の中には同性婚に反対の方もいるので、それもよくわからないですが、瞬間的にはボクもそう感じます。

確かに、ゲイのカップルやレズビアンのカップルに育てられてすくすくと育つ場合もあるでしょう。受け止めきれずうまくいかない親子も存在すると思います。それは育て方もあると思うし、近所の対応や国柄といった社会によっても違うし、学校の対応も影響するでしょう。すべては、その子供がいい人生を送れたかどうかの結果で良し悪しを判断するしかないし、その判断も果たして必要かどうかもわかりません。その子供が自我が形成されてからどういう風に受け止めていくかも、親の影響もあるだろうけれど、子ども自身の選択もあるわけです。

ボクはこの日記と同じ内容の日常ブログ「豆腐の Ordinary Life」を「非婚主義者」のカテゴリーでブログエントリーしています。最初、「LGBT」のブログカテゴリーを捜したけれどなかったので、「非婚主義者」を選んだように記憶しています。でも、「非婚主義者」を選んだということは、たぶん「同性婚が認められてもボクは結婚しない」選択肢を選ぶんだろうな、っていうことが無意識下で決定されていたような気がします。もしかしたら、世の中に当たり前にそういうカップルがいて、婚姻制度の保護下に守られたいと思ったり、優遇を受けられたいと思ったり、同じ姓を名乗りたいと思ったりすれば、ボクも変化していくか知れません。ボクの周りのゲイやレズビアンの方にも、「結婚できたらなぁ」っていう人がたくさんいます。なので、制度が認められたらそれはそれでセクシュアルマイノリティの一人として多少寛容な世の中になったなぁ、という指標がボクの中にできると思います。今のところ、ボクの私生活においては同性婚が認められていないことには直接の不自由さは感じていないです。

ただ、「同性というだけで戸籍上の婚姻が認められない」という世の中は、われわれにとって少し生き苦しい要因を作っているのだと思います。直感的にというか、短絡的に見れば、ボクにはそこに不平等さを感じずにはいられません。本当に不平等かどうかはよくわかっていません。性同一性障害の方が条件を満たせば性別変更を戸籍上出来るようになったのは、なんとなくよかったと思えます。「なんとなく」というのは、認められたことによる弊害もあるかもしれないからです。もしかしたら、生き苦しいまま生きていくのが今の時代に今の日本に生まれたわれわれの宿命なのかもしれません。全体的に多少同性愛に寛容になったアメリカにおいて、たまたま今の大統領がそういう見識を持っていたのだということだとボクは認識しています。そして、日本はまだそこまではいっていないという風にボクは捉えているわけです。

ボクの姿勢は変わりません。今の日本で生きていくうえで、われわれはどうやってその生き苦しさを乗り越え、ある程度社会に反発していきながら、自分の意見を持ち、幸せを感じながら生きて行けるか、当事者には少しでも寄り添うことが出来るようなコーチングをし、社会への反発やボクが感じている程度の不平等さについて多少社会に歩み寄ってほしいと思う部分を勉強会でやっていく、ただ、それだけです。自分の感じている使命はそれで、今のところのそれがボクの生きていきたい道ややっていきたい活動だと自己認識しています。

とてもいい機会だと思ったので、そこに触れてみました。読んでくれた読者の方、ありがとうございました。反対意見あって当然ですので、もし何か思うことがあったら教えてほしいと思います。小難しい長々とした文章になったことをお詫び申し上げます。

2012年4月30日月曜日

「第3回セクシュアリティ勉強会」開催

昨日「第3回セクシュアリティ勉強会」を開催しました。参加者の皆さんの感想です。ゲストにお迎えしたあずささんを含めて14名の方に参加していただきました。繁忙期で準備や告知が不充分だったにもかかわらず、参加してくさった方々・応援してくださった方々本当にありがとうございます。


【うまうまさん】あずささんという素敵な人に会えて良かった。

【えりこさん】今日も充実した時間が過ごせて良かったです! 今日はじめてセクシュアルマイノリティの中でも沢山沢山カテゴリがある事を知りました! 勉強になりました。豆腐さん・あずささんに色々質問させて頂きましたが、言葉選びが下手で失礼な物言いになってしまってたらゴメンナサイ、と思います。

【さーこさん】ひとりで抱えこむこととカミングアウトすることと辛さは同じという言葉に納得しました。私も前に進めるようがんばります。自分と違うだれかになってしまったら、この世界に私という存在が絶滅してしまうこと、再確認できました。

【名古屋アロマ鍼灸師柴田俊生さん】次回もぜひ参加したいです。参加メンバーの質が良いです。

【しゅんさん】大変ためになる勉強会でした。

【タカユキさん】レズの方の話を聞く機会がなかったので勉強になった。同性婚については、自分は賛成だけど、一部の人が強くおし進めている感じがあるので、マイノリティーの結婚に対する意識を調べた方が良いと思う。

【でぃさん】その当事者だから分かる思いや気持ちを伺うことができて貴重な機会でした。何だかこうした話が当たり前のことの様にきけるような環境や雰囲気で良かったと思います。

【でこさん】素直に、良かったです。視野を広げて、人に優しくなりたいなあと。

【感動コレクターりょうさん】「受け入れること」「認めること」とても勉強になりました。ありがとうございました!




今回はレズビアンであるあずささんをお迎えして、あずささん自身のことをお話していただいて、それについてディスカッションするという勉強会でした。ボクの感想は昨日書いたとおりですが、付け加えるとすれば、新しい参加者の方が多かったことや自分のことを話してもらえるゲストをお招きしたこと、ただボクらを知ってもらうだけでない勉強会にできたこと、2回目までより苦しくない勉強会になったことが良かったと思う点です。どの参加者の方も、多かれ少なかれ何か持ち帰っていただけたな、というのが嬉しいと感じた点です。反省点もまた多くありますが、そこは自分自身と実行委員会で検討していきたいと思います。

2012年4月8日日曜日

告知

お久しぶりです。

ちょっといろいろ告知をさせていただきます。

まず、セミナーコンテスト。
ボクはすでにセミナー始めているから、チャンスは今年しかありません。
10月の地区大会でも間に合うんだけれど、ボクの中では少し遅い。
セミナーコンテストの出来如何で今後の活動に期日的に目標設定をしようかと考えているので、7月がいちばんいいと思っていました。
でも、もう閉め切られていたらどうしようと、冷や冷やしながら今ホームページで確認し、まだ間に合いそうだったのでエントリーしました。
というわけで、

みんな~、7月のセミコンに出るよ~♪


そして、「第3回セクシュアリティ勉強会」のお知らせ。

「セクシュアリティ勉強会」も今回で3回目を迎えることができました。セクシュアルマイノリティの方、セクシュアルマイノリティの方が周りにいらっしゃる方、セクシュアルマイノリティについて理解を深めたい方、どなたでもご参加いただけます。性差という視点から、個性について一緒に勉強していきましょう。

第3回 セクシュアリティ勉強会

日時 : 2012年4月29日 日曜日 15:0018:00
場所 : 名古屋市中スポーツセンター 第3会議室
参加費 : 無料
参加資格 : どなたでもご参加いただけます 先着30名様まで

豆腐の Cooking Life-第3回セクシュアリティ勉強会チラシ

「セクシュアリティ勉強会」も今回で3回目を迎えることができました。
セクシュアルマイノリティの方、セクシュアルマイノリティの方が周りにいらっしゃる方、セクシュアルマイノリティについて理解を深めたい方、どなたでもご参加いただけます。
性差という視点から、個性について一緒に勉強していきましょう。


 

そして、最後の告知ですが、東京で、対面無料コーチングをします。
5月の連休に、繁忙期乗り越えた後のご褒美として、ゴールデンウィークに東京に遊びに行く予定をしています。
何人かの友人に会いに行くんですが、二丁目で少し夜遊びもする予定。
どこかに観光に行くとかは考えていないんですが、そのうちの1日、5月5日に、東京で対面無料コーチングをトライしてみようかなと思いつきました。
スカイプや電話でのセッションは遠隔地でも可能ですが、やっぱり対面がいちばん
効果があると思うので、東京でお会いできる方で、コーチングを受けたい方の募集を始めたいと思います。



無料コーチング・セッション クライアント募集 at 東京

日時:2012年5月5日(土・祝)


5月5日限定ですが、よかったらどうぞ。


いずれも、お問い合わせ・申し込みは torff@na.commufa.jp まで。

2012年3月1日木曜日

初セミナーの動画公開

昨年、講師デビューを果たした7月3日の「ごくいち!2」の様子が、ごくいち会長のモリちゃんによりYouTubeに動画アップされたので、自分のブログでも掲載してみようと思いました。「ごくいち!」は「ごく一部の人にしか役に立たない講座」の略です。ボクの講義のタイトルは当初「アブノーマルな○○さんの見分け方」でした。少し、表現に問題があるかもしれないと思い、公開は「マイノリティな○○さんの見分け方」に変えてもらいました。今回、その全貌が公開されたわけです。

今、活動をしていくにあたり、この動画の公開は、正直デメリットかもしれません。というのも、マイノリティを笑いに取るような内容だからです。ボクがやっていきたい活動は全然違うし、現に今開催している「セクシュアリティ勉強会」はもっとずっと真面目なものです。でも、この時は、ボクらのようなマイノリティに興味を持ってもらえるならどんな形でも構わないと思っていました。この動画を今見る限り、その心配はないな、と思って、紹介することに決めました。前半の内容を聴いてもらえば、ボクがゲイを見せものにしているようには思わないだろうと踏んだからです。むしろ、ボクが声を上げていることをみんなに見てもらった方が、いろんなことが伝わって行きそうに思いました。言い方に誇張やデフォルメがあるのもきっと伝わると思います。すべてがこういう風なわけでもないことや、マイノリティの括りの表現が違うことも、ちゃんと解ってもらえますよね。ってか、これ見て腹が立つ人がいてもおかしくない気はするし、そこをコメントでぶつけてもらってもいいように思います。

ということで、思い切ってブログ上でも公開です。これでさらに活動が広まっていくといいな。



↓携帯の方は、こちらから。

http://m.youtube.com/watch?desktop_uri=%2Fwatch%3Fv%3D1rjoXqvlYqs%26feature%3Dshare&feature=share&v=1rjoXqvlYqs&gl=JP

あ、あと、この動画をYouTubeに流してくれたモリちゃんに大感謝です。

↓あっ、いけねぇっ!、「ごくいち!」のURLも載せとかなきゃっ(汗)。

http://gokuichi.info/

2012年2月29日水曜日

「第2回セクシュアリティ勉強会」開催

今回は前回を下回って10名の方が参加してくださいました。内容的には性同一性障害を乗り越えて性同一性障害の支援のためのNPO法人を立ち上げた中山貴将さんの事例を取り上げ、彼の過去の体験や苦しみ、今に至る行動をディスカッションの事例に取り上げました。また、この勉強会を通じてボクがどういう方向性を持って開催しているのかを講義として話させてもらいました。内容がてんこ盛りだったせいもあり、ふたつ目のディスカッションに用意していた統計は討論する時間がなくなるという事態にはなりましたが、前回より、ボクの言いたいことをたくさん言わせてもらうような勉強会になりました。これからも、メッセージは毎回講義にしていきたいと思っています。



みなさんの感想です。順番に意図はなく、アルファベット順です。

【Bさん】色んな個人の事例を知るのはとても良い機会で、今後も発信を続けて欲しい。多様性を認めながら、自己尊重・他者への尊重のあり方・受け止め方を模索できたらいい。

【だいちゃん】「自己開示→尊重→承認→思いやり」、とてもためになりました。

【エッコちゃん】今までは漠然と、セクシュアルマイノリティの方は辛いだろうな、とか大変だろうな、とは思っていたけど、実体験を聞く事により少しは理解が深まったのかな、と思いました。

【ごんちゃん】内容は、自分に対して近くにある話ではない気がしていましたが、20人に1人の人がセクシュアリティだと、話を聴いて、身近な問題だなと思いました。とても内容が分かりやすいセミナーでした。豆腐さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。

【M・Oさん】頭で考えている段階です。自分がつらかった経験は、貴重ながらさせてもらいました。その経験は出来るかどうか別として、身近な人にはさせたくないので、思いやりは持てると思った。セクシュアリティのことを分かったら、ゲイBarには緊張するけど行ってみたいと思った。

【Sさん】正直、あまり難しいことは分かりません。しかし、ごく身近な生活場面で相手に配慮(思いやり)できる言葉掛けや接し方の工夫や改善ができる余地があるのだな~って思いました。

【さーこさん】「自己開示したら排除される」という学習を持っている人に対して、どう愛を持って接していくかがテーマかなと思います。愛→自己開示→尊重→承認→愛→~になるハズと信じたいです。あらゆる方向で無理解はなくせる。未来を作っていきたい。

【しゅんさん】自己開示・尊重・承認・思いやり(愛)という言葉が大変心を打ちました。ただ、この言葉を現実とすることが難しいとも感じました。

【それいゆさん】どんなことに痛みがあるのかを知ることができて、いろいろ考えさせられました。みんな1人1人違っていて当たり前だと思うこと、自分も認めて欲しいと思うように、人も+-なしで丸ごと受け入れられる人になりたい。

【よっっしゃ~さん】人はみんな違うってコトを大事にしたいと思いました。

参加者のみなさん、ありがとうございました。お手伝いいただいた方も大感謝です。

手応えや実感としては、前回よりも充実したように感じました。大成功かというと、やっぱり課題は毎回残っていくので、いつまでたっても大成功な感じはないかもしれません。だけど、失敗せずに開催できていることと参加してくださる方や応援してくださる方がいらっしゃるので、自信は持って伝えられることはきちんと伝えていこうと思います。

勉強会後の交流会を安間優希さん経営のLGBTIQA Mix Dining Bar「Queers+」でいつかやってみたいと提案したところ、いきなり今回実現できて、とてもびっくりしました。優希さんも優希さんの彼女さんも喜んでくれたと思います。そして、交流会に参加された6名の方々の好奇心旺盛なことといったらすごかったです。今回の勉強会にセクシュアルマイノリティはボクひとりだったので、交流会で優希さんとその彼女さんの実経験を聴けた方は非常に貴重だと思うし、この勉強会の交流会でしかあり得ないことだと思うので、これもとてもよかったんじゃないかと思いました。これからも、毎回じゃなくてもここで交流会をするのが「セクシュアリティ勉強会」の醍醐味になったり、勉強会の続きを体験するような形になったらより素晴らしいかも、と思いました。でも、この場所を借りなくても、勉強会だけでも充分意味がないといけないので、より精進したいと思います。まだまだとはいえ、今回は前回より、進歩したとは思うし、これからももっともっと頑張ってみたいと心から思えました。心なしか、やっぱり、身近にセクシュアルマイノリティの当事者がいた人の方がこの話題についてきやすい感じを受けたので、やっぱり、もっと当たり前にセクシュアルマイノリティの方たちがいることを、声を上げられる人が上げていくことが必要だし、まずはそこなのかな、と思います。とりあえず、興味があったり、勉強しようと思って来てくれている人には、どんどんアウトプットをしていきたいと思います。今回の勉強会で思うことが他にもたくさんありますが、今日はとりあえずの報告と、みなさんの感想のアップでとどめておきたいと思います。整理ができたらまた少しずつここで書いていきます。

4月はきっと本業でへろへろだと思いますが、開催だけはします。開催する側として、参加者の方々に手を抜く事が失礼なのは重々承知していますが、地道に隔月で開催していくことがいちばん大事だと今は考えていますので、資料準備のあまり必要でない勉強会で、でも、中身は濃くなるように何とか考えてみたいと思います。

応援してくださっている方々、本当にありがとうございます。

2012年1月19日木曜日

「第2回セクシュアリティ勉強会」のご案内

みなさんの心の中に、ほかの普通の人とどこか違う、違和感に感じていることはありませんか? それは、もしかしたら、あなたにしかない光り輝く宝石のような個性かもしれません。「性差」という視点から、その個性について一緒に勉強してみませんか。

第2回 セクシュアリティ勉強会  

 



 日時 : 2012年2月26日 日曜日 15:00~18:00  場所 : 名古屋市中スポーツセンター 会議室
参加費 : 無料
参加資格 : どなたでもご参加いただけます 先着30名様まで
 
 



 「第1回セクシュアリティ勉強会」に続き、第2回の勉強会を開催させていただける運びとなりました。セクシュアルマイノリティの方、セクシュアルマイノリティの方が周りにいらっしゃる方、セクシュアルマイノリティについて理解を深めたい方どなたでもご参加いただけます。性差という視点から、個性について一緒に勉強していきましょう

お問い合わせ・お申し込み先

 マイノリティのパイオニア(セクシュアルマイノリティコーチ) 豆腐
  Email : torff@na.commufa.jp
  携帯mail : torff.625-dorff.729@ezweb.ne.jp

Facebook、mixiメッセージ、twitterなどからもお申し込み可能です。定員になり次第受付終了させていただきますのでご了承ください。お受付させていただいた方には24時間以内にご連絡させていただきますのでメールアドレスを添えてお申し込みください。

※ セクシュアルマイノリティに強く批判的な方、誹謗中傷・からかい目的の方はご遠慮ください。

主催:豆腐(協力:ぶっしー)