「第１３回セクシュアリティ勉強会」のご報告

少し、報告が遅れました。
今日は、１２月２１日土曜日に開催した「第１３回セクシュアリティ勉強会」のご報告です。



今回は前回に引き続き動画を観てもらっての勉強会でした。
テーマは「普通ってなに？」でした。
「セクシュアリティ勉強会」なのに、初めてセクマイではなく発達障害の方の事例を取り上げました。
セクマイ当事者の方も登場するという理由だけで。




今回は８名の方に参加いただきました。
以下、参加してくださったみなさんの感想です。

【あさみさん】普通についてずっと考えてきたので、今日議論できたことはとてもうれしいです。まずは自分を認めることが第一歩ですね。
【Ｒ.Ｉ.さん】違和感は常にありますが慣れてきました。世界観は、他の参加者と自分とではかなり違っているので「カルチャーショック」を感じつつ、それもまた心地よく思えてきます。自分がゲイであることを隠さずにすむ場があるのはありがたいです。
【さっちゃん】普段話せないことをみなさんと話せて楽しかったです。誰でも社会になじめなかったり生きにくかったりすることはあって、それをどう対処しているか聞けて興味深かったです。「人の普通を受け入れると普通の幅が広がる」という言葉が、「あ、それはそうだな」と自分の中にすっと入ってきました。
【貴之くん】久々に参加して楽しかったです。「普通」って何？と日常で思っているので、皆さんとシェアできて良かったです。
【みつばちぴろこさん】知らないこと、気になっていたことをしること。自己理解を深めるきっかけになった。参加者さんの話を聞く時間、自分も話をする時間があって良かったです。
【ｔさん】久々の参加ですが、今の自分にとってやっぱりとても参考になったのではないかと思いました。又、あとでジワジワと感じることがあると思います。
【鈴音ちゃん】セクシャルと発達障害と丁度Ｗで自分のテーマだったものが、同時に？扱っていただけたのに、正直「どこに聞こう、どこに行こう」「誰に聞こう、誰に聞こう」と言う困ってた所があったので、スゴく有難かったです！！ 眠くなることがなかった！！(笑) 今後の勉強会楽しみです♪ 普通ライン面白い！！ 帰ってからまた考えたい！！ 掘り下げたい！！





今回は、発達障害の当事者の方の生き方を通して、マイノリティの生きづらさを「普通ってなに？」というテーマでディスカッションしていただきました。
人それぞれ「普通」の意味づけが違い、そのズレが「違和感」となること、そして、社会の「普通」がルールやモラルや法律であり、社会理解へと繋がっていくことなどをお話させてもらいました。
これまでずっとこの勉強会で話し合ってきた「違和感」が「普通」というキーワードによってより捉えられやすいように思えてきました。
そして、人の「普通」を批難し拒絶すればズレている分コミュニケーションは取りにくくなり、人の「普通」を受け入れて自分にも当てはまれば「普通」の幅が広がり生きやすくなることなども話させてもらいました。
自分の「普通」を押し付けず、相手や社会の「普通」を知り、受け入れる、これがマイノリティの生きやすさだと痛感した勉強会になりました。



参加者のみなさん、ありがとうございました。