2016年6月10日金曜日

「寄り添う」ってことについてじっくり話し合ってみよう

あさっての、じぶん発見プロジェクト しろにじカーサ 【マイノリティスタディルーム】は、「寄り添う」ことについて深く掘り下げる予定です。

題材は、親からの虐待を受けていた同性愛者の事例です。

こういうお仕事をさせていただいてると、セクシュアルマイノリティの方は全般的に承認欲求が強い傾向にあるように思われます。

人に認めてもらいたい気持ちは、誰もが持っていておかしくないものだと思います。
もちろん、度が過ぎると面倒なことになる場合もありますが、マジョリティ側から「どうしてそんなにわかってもらわないといけないの?」という気持ちを持たれがちになっているとも思います。

どうして、こういうズレが起きてしまうのでしょうか。

そこに視点が向くと、セクシュアルマイノリティ側の感情も、マジョリティ側の感情も、容易に理解が進むと思うんですね。

親や周囲の期待と違うものを抱えてしまった場合に、素直な自分のありのままをさらけ出せなくなってしまうのは、至極当たり前だし、だとしたら承認欲求が強くなってしまうのも当たり前なのです。

マズローの5段階欲求説では、「生理的欲求」「安全の欲求」「社会的欲求/所属・愛の欲求」が満たされると「承認(尊重)欲求」が生まれるといいます。
ここでいう「承認」には、「他者からの承認」と「自己承認」のふたつの側面が含まれるといいます。

他者に「寄り添う」ということ、自分に「寄り添う」ということが、他者も自分も「認める」ことにつながり、その承認欲求が満たされて初めて、「自己実現欲求」の領域に踏み込めるのではないでしょうか。

今回は、そんなことを参加者のみなさんとじっくり話し合ってみたいと思っています。

まだまだ間に合います。
詳しくは「じぶん発見プロジェクト しろにじカーサ 6月のワークショップのご案内」をご覧くださいね。

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