11月29日に、カウンセリングオフィス+αにて、2回目の「社会心理学からみるセクシュアルマイノリティ」というワークショップの講師をさせていただきました。
講座の内容については、第1回開催のあとでご報告済みなので、そちらをご覧ください。
→ ワークショップ「社会心理学からみるセクシュアルマイノリティ」のご報告
実は、こういう講座をやっておきながらなんですが、「社会を知る」ということは、自分の立ち位置がわかり行動がしやすくなると同時に、簡単に変えられない社会に対して諦観してしまう部分もあります。
「社会心理学」といっても、この2回で講義させてもらったのは「社会的ジレンマ」「集団内無意識バイアス」「少数派と多数派」の部分を抽出したものです。
心理を扱う方は、ぜひ知っておいてもらいたいな、と思いながらお話しました。
そして、ボク自身、また「社会に実存する」ことの意味と難しさを感じました。
以下、参加されたみなさまの貴重なご感想です。
【Nさん】社会の中にこういう構造があるという知識を持つことが出発点になる気がしました。
それを理解することは難しいと思います。
【Eさん】社会の中にいても、どういう構造があるとしっていても、それを自分の中で考えることは必要なのかな、と思いました。
【Oさん】今回は自分ごととして捉えられた気がしました。お話を聞いて感じた違和感は、これまで培ってきた道徳観や価値観と合わない部分があって、実際はしちゃいけないことと無意識にそうなってしまうことに葛藤が生じる。そういうことがはっきりしてよかったと思います。
前回の段取りの悪さ、少し慌ててしまった感じは、今回学習をして少しましになったと思います。
とにかく、今回は、みなさん気づいていないけど、集団の無意識はすごく恐ろしいものだということを伝えたし、そのあまりよくないことを知って意識することが、とても大切だということをいちばん中心にお伝えしました。
今回は非常に満足しましたが、課題もまだまだあります。
特に、次回の内容のご提案は、少し、みなさんにも、もっとこまめに詳しくお聞きするのが課題です。
次回はこの経験をまたまたもっと精査していきたいと思います。
いい講座を来年企画していますので、また興味のある方はぜひご参加ください。
参加者のみなさん、本当にありがとうございました。
そして、この開催を決めてくれた、おのちゃんと愛子さんに深く御礼申しあげます。
主催者のおのちゃんが、ご自身のブログで、今回のワークショップについて記事を書かれています。
ここでシェアさせていただきますね。
↓名古屋の心理カウンセラー小野綾子のブログ/「新たな視点から」
http://ameblo.jp/counselor-ayaco/entry-12070548715.html
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